
「彼のことが好きで、一生懸命尽くしているのに、なぜか距離を感じる…」そんな悩みを持つ女性は少なくありません。
実は、あなたの“愛情表現”が、彼にとっては“重さ”になってしまっている可能性も。
男性が無意識に距離を取ってしまう、女性の言動の特徴を男性目線から解説します。
「なんで?こんなに彼のことを考えて行動しているのに、なぜか距離ができる…」
そう感じたことがある女性、意外と多いんじゃないでしょうか。
男性側の目線で見ると、じつは“やられればやられるほど、引いてしまう”という言動がいくつか存在します。
しかもそれは、女性にとっては「好意のサイン」「愛情表現」のつもりだったりするので、なおさら噛み合わない。
今回は、僕自身の経験と、多くの男性から聞いた本音をもとに、「これをされると正直冷めてしまう…」という女性の行動を3つご紹介します。
① 連絡頻度の過剰な干渉
まず一つ目は、「頻繁すぎる連絡」です。
付き合う前や交際初期のLINEや連絡って、お互いのペースを探る時期です。
ですが、まだ気持ちが追いついていない状態の男性にとって、「おはよう」「お疲れ様」「今なにしてる?」と、1日何通も届くLINEは“圧”に感じることがあります。
男性は基本的に「一人の時間を大事にしたい」タイプが多いです。
もちろん連絡がマメな男性もいますが、それは“自分が送りたいとき”に限ります。
“返さないといけない”という義務感が増えると、そこから「しんどい」「自由がない」と感じて、フェードアウトしていくことも。
好意があるなら、「自分が連絡したくなる隙間」を作ってあげるのが大事です。
② 自己犠牲と見返りの押し売り
二つ目は、「尽くしすぎること」。
男性って、自分のために色々やってくれる女性を最初は嬉しく感じます。
料理を作ってくれたり、予定を全部合わせてくれたり、言葉にせずともいろいろ察してくれたり…。
でも、それが“あまりにも一方的”になりすぎると、「なんでここまで?」という違和感が出てきます。そしてもっと厄介なのが、「私はこれだけやってるのに…」という気持ちが、無意識のうちに態度ににじみ出てしまうこと。
男性からすれば、「やってくれって頼んでないのに、勝手にやって、あとで責められてるように感じる」という気持ちになることも。
恋愛関係においては、「対等な立場」が一番心地いいんです。
“与えすぎる人”は、無意識に“見返り”も求めてしまいがち。
そこに気づけると、もっと自然な関係になれるはずです。
③ ネガティブな言葉の頻出
最後にご紹介するのが、「口に出すネガティブワード」。
不安や寂しさ、モヤモヤ…。気になる人にはつい言いたくなりますよね。
「本当に私のこと好き?」「最近冷たいよね?」「なんで連絡くれないの?」。
でも、こういう言葉って、男性には「責められている」と映ります。
好きだからこそ言っている言葉でも、男性にとっては“信頼されていない”と受け取られるんですね。
「彼をもっと私に集中させたい」「安心したい」という気持ちが裏目に出ると、関係がギクシャクしてしまうことも。
男性は、ポジティブな空気に引き寄せられやすいです。
だからこそ、笑顔で「会えて嬉しい」「話せて楽しい」など、プラスの言葉を使う女性の方に、自然と気持ちが傾いていきます。
距離感と信頼こそ、恋愛を長続きさせるカギ
恋愛は、相手に何かを「してあげる」ことよりも、
「どう一緒にいて心地よく過ごすか」が大切です。
追いかけすぎず、でも放っておかない。
干渉しすぎず、でも無関心にならない。
その“ちょうどいい距離感”を作れる女性は、
どの年代の男性にも魅力的に映ります。
「私、ちょっとやりすぎてたかも」と思い当たるところがあれば、今日から少し意識を変えてみましょう。
「追いかける恋」から「向き合える恋」へ――。
そこから始まる関係は、もっと深くて、もっと安心できるものになるはずです。